【葬儀】「一般葬」と「家族葬」それぞれの特徴を解説

価値観の変化やコロナ禍の影響によって、「一般葬」ではなく「家族葬」を選択する人が増えました。後悔のないお葬式にするためには、それぞれの葬式の特長について事前に知っておくことが大切です。
ここでは、一般葬と家族葬それぞれの特徴を解説していきます。

一般葬の特徴

一般葬とは、親戚や友人だけでなく、近所の方や仕事関連の方など、生前付き合いのあったさまざまな人に参列いただく伝統的な葬式です。
一般葬の特徴を3つお伝えします。

安心感がある

一般葬は、名前の通り一般的な形態なので、安心感があります。伝統的なしきたりを守りたいという気持ちが強い方でも、納得できるお葬式になるでしょう。
また、縁のあった人に広く呼び掛けることで、「参列したかったのに呼ばれなかった」というトラブルを避けることができるので、安心です。

後日弔問を受ける可能性が低くなる

一般葬は、葬儀後の弔問を受ける可能性が低くなります。多くの方に参列していただくことで、一度にお別れをすることができるからです。
弔問の対応に追われる心配をせずに、葬儀後もじっくりと気持ちの整理をすることができます。

遺族の負担が増えやすい

参列者が多くなればなるほど、遺族の負担が増えます。葬儀の準備や当日のあいさつ、受付、返礼品など、さまざまな対応が必要。そのため場合によっては、故人とのお別れを満足に行えない可能性があります。
また、規模が大きくなれば、会場費や飲食費などの費用も増え、負担に感じることがあるでしょう。

家族葬の特徴

家族葬とは、親戚や親しい知人など、故人に近しい人だけで行う葬式です。
家族葬の特徴を3つお伝えします。

最後のお別れをゆっくりできる

家族葬は近親者のみ参列するので、最後のお別れをゆっくりと行えます。対応に追われることなく、葬儀の終わりまで故人を偲ぶことができます。また、決まったスタイルがないため、好きだった音楽や趣味などを取り入れた、オリジナリティあふれるお葬式にすることも可能です。
そのため、格式ばった雰囲気が苦手な方や、自分たちらしいお葬式を望む方にぴったりでしょう。

後日弔問を受ける可能性が高い

お葬式に参列できなかったことから、後日弔問に訪れる友人・知人が多くなりやすいです。そのため、葬式後も対応に追われてしまう可能性があります。
気持ちの整理がついていない中で無理をしないように、弔問を辞退することも考えておきましょう。

招かなかった方に不満が生まれることがある

家族葬はごく近しい人のみで行うものですが、誰を招くべきかという明確な線引きはありません。そのため、招かれなかった方に不満が生まれることがあります。また、伝統を重視する方々からは、理解されづらいでしょう。
そのため、家族葬を行う場合は、喪主や故人が家族葬を望んでいるということを、事前に伝えておくことが重要です。

納得できるお別れをしよう

一般葬と家族葬、それぞれの特徴についてお伝えしました。葬儀では何を重視するか、どのようにお別れをするのかをよく考え、納得できるお葬式の形式を選びましょう。

世田谷区のサンセルモ玉泉院では、一般葬や家族葬だけでなく、自然葬、社葬などのさまざまな葬儀を選択することができます。24時間電話対応しているので、葬儀に関する悩みがあれば相談してみてはいかがでしょうか?

白い花、小さなアレンジメント